わたくしの父親は目に見えない世界など信ぜず、
「死んだら終わり」が口癖。
あるとき
「あのおばはん(義姉)、家に悪いことが起こって『二階にトイレをつくったせいや』て言ってたけど、高校の先生をしていてもそんな迷信を信じるんやからな」
とさも驚いたふうで、
父親は高学歴の人間が風水や死後の世界など、
非科学的なものを信じるということが理解できず、
でも
日本における高学歴の政治家でも
いざというときにはお抱え占い師にお伺いをたてると聞いたことがあり、
そもそも風水も
中国におけるトップクラスの為政者が
政策を最終的に決定するため利用していたとの説を耳にしたことがあって、
科学者が熱心な宗教家や風水の信者というのはダメなのかなぁ?
うんうん。
今思いついたけど、
医者が新興宗教に熱心だったり風水に凝ったりしてたら
やっぱり患者の足は遠のくだろうなぁ。
政治家も同じか
日本は
非科学的なものを隠した方が
生きやすい社会なのかもしれない。