笑いのアル生活

日常にクスッとした笑いをみつけたい

だじゃれの功罪 2021/09/12

いつもどおり雑談しながら散歩していると
後方から近づいてくる
しばらくお会いしていなかった男性に気づき、
すると一緒に歩いていた散歩友だちの歩行速度が急に速まって、
「わたしあの人苦手」とおっしゃるのはわたくしも同感。

話題が豊富なのはいいのですが、
会話の随所にだじゃれをはさみ、
それに対して反応を求めてくるのがしんどくて仕方なく、
かといって無視するわけにもいかず、

しかしいくら速度を速めても2対1で形勢は圧倒的に我々が不利。
追いつかれたのは家の玄関先で野菜を売っている農家の庭先。
農家のおばちゃんは
今日も大きな声をかけてくれたのでその場で野菜談義に花が咲き、
(最近わたくしたちを待ち受けているような気がするのですが・・・)

そうこうしていると散歩友だちのご近所に住んでらっしゃるご夫婦も合流し、
だじゃれおじさんはそこの奥様と意気投合してお二人で先に行ってしまったので
我々はほっと一息胸をなで下ろし、

朝のすがすがしい散歩に暗雲たちこめるところを
危ういところで回避できたのは
きっと日頃の行いが良かったからなのでしょう。

で、
だじゃれがどうして不快感を与えるのか。
まず、だじゃれを言っている人は
頭の回転の良さを自慢しているようで鼻持ちならない。
そして、そのだじゃれに反応を求めてくるから
おもしろくなくても笑ってあげて・・・
という分析をしたことがあって、
うん。人の思考や感情に強制力が働いてしまうからなんでしょうね。

「布団がふっとんだ」の単発ならまだしも
連発でこられるとたまったもんじゃない。

そういえばどこかの国で
人質にとられた人がビデオ撮影のとき
笑うよう強制されたという話をドキュメンタリーでやっていて
これは心理的な拷問だったであろうと思うのは想像にかたくなく、

今後日本の法律で
むやみにだじゃれを連発する人は罰金刑。
二度目以降は実刑に処することにいたしましょう。