笑いのアル生活

日常にクスッとした笑いをみつけたい

猥褻事件 2021/08/17

ネットをだらだら見ていると
最近猥褻事件が多発しているような気がします。
スマホなんかを利用した盗撮とか。

わたくしも男だからその気持ちはよく分かる。
ストーカーさんの気持ちもよく分かる。

下手をすると
いや、
酒を飲み続けていたら
自制心を失って
きっと何度も警察のご厄介になっていたことでしょう。

もしドローンの操縦ができたら
高層マンションにドローンをとばして
ベランダから美女の生活を一部始終観察。
あるいは超高性能の望遠レンズで・・・
なんて思わない男性はいないんじゃないのか?

で思うのは
こうやってネットに毎日つながっていると
エッチな画像や動画を見ない方に労力が要るということ。

見るのに労力じゃなく
見ないための労力が要るのです。

アル中やギャンブル依存症など
彼ら(自分も含む)にとっては
飲まない、ギャンブルをしないために多大な労力が必要なのと同様
ネット上のエッチな画像、動画に触れないために労力が必要な世の中なのです。

性的な欲求って大きいですね。

フロイトさんの理論は
現在では受け入れられていませんが、
性欲は人間にとって大きな問題であることに変わりがありません。

川端康成でしたっけ
「結婚は性欲を満たすことはできても恋愛欲を満たすことはできない」
というニュアンスのことを書いていて、
でも、
「恋愛の欲求も性欲の一種なのではないか?」
と思うのです。

詳しい事情は何も知りませんが
ビートたけし」が長年連れ添った奥さんと離婚し
「どうしてそんな人と(失礼)」と思えるような方と再婚したのは記憶に新しく

古女房が
「ねえあなた」と優しく言葉をかけてくれるはずもなく
そんた時に
「ねえあなた」と優しく言葉をかけてくれる女性は
全てをなげうってでも手に入れたい。
歳をとって“抵抗力”のなくなった男なんてイチコロだっただろう
と思う次第。

古女房に改めて恋愛感情を抱きなおすのは至難の業。

だれだったか
「おれは家族とはSEXしないことにしている」
とのたまった芸能人がおられたと記憶しており、

そうそう
遠藤周作
まれに奧さんが「ねえあなた」と猫なで声をあげると
「ブッ」と一発屁を放つ。
そうでもしないといてもたってもいられない
というニュアンスのことを書いていて
家族との間に恋愛という異次元空間が出没することに
男は耐えられない

遠藤周作の話、
若い頃にはピンとこなかったけれど
この歳になると共感的理解できるようになり、

うーん。
さらに想像の話をすすめて、

自分に性的な能力がなくなったとしても
他の女性から
「ねえあなた」と声をかけられると
やっぱり舞い上がってしまうのではないかと?

ぜったい舞い上がる。
確信を持って言える。

性的能力がないがゆえに
よけいややこしくなってしまう。
60にして迷わずって、ホントか?

>年を喰った男性は、優しく言葉をかけてくれる女性にイチコロ

だったら
男も自分の女房に優しく言葉をかけてあげればいいのに
というのはもっともな意見であって、

あかん。
それがなかなかできない。

でも
夫婦仲の良い方は
それをきちんとやっているようです。

先日NHK所ジョージのルーツを探る番組
(タイトルを忘れてしまった)
は、
久しぶりにじっくりみたテレビ番組で、
あれは良かったな。

わざとらしさがなかった(ように見えた)し・・・
松本伊代とひろみよりもずっとずっと自然体(に見える)。

夫婦仲を強調しすぎるのはあかんねぇ。
テレビでは特に(演出の)加減が難しい。