笑いのアル生活

日常にクスッとした笑いをみつけたい

前車の覆るは 2021/08/08

 散歩のともだちのおじさんとコロナワクチンの話題になり、
「わたくしの会社では二度目のワクチン接種後の社員がボロボロです。出社できない人や、早退する人が続出。かろうじて仕事ができた人は、みんな解熱剤を飲んでいました」
と話をすると、
「若い方が副反応がひどいらしいなぁ。わしは75(歳)やけどアカンかった。医者から解熱剤をもらってたから飲んだけど、それでもしんどかった。(一緒に散歩している)田中さんは何ともないって言ってたけど、ヘビスモさんも準備しておいた方がいい。前車の覆るは後車の戒めと言うからな」
「田中さんは84って聞いたことありますよ。わたくしの医者は解熱剤はくれないので、自分で準備しておきます」

 この話の中でまず、
 恥かしながら「前車の覆るは後車の戒め」をはじめて知り、なんとなく雰囲気は察したものの、あわててグーグル君に質問をして分かった次第。
 次に、同じワクチン接種でも、解熱剤を景気よくばらまく医者とくれない医者とがいるということ。どうせ自分の懐が痛むわけじゃないから解熱剤ぐらいくれたっていいじゃないかと思ってしまうのですが、同じワクチン接種でもその後の対応が医者によって異なるというのが不思議に感じてしまいました。
 そして、わたくしが会社以外でお話をする人の平均年齢の高さについて。私生活での雑談は、ほぼ散歩時に限られ、70歳台の方が多いのですが、上は84歳。そういえば最近お会いしてないけど90歳を超えた方もいらしたなぁ。結果としてそうなってしまっているのですが、年配の方とご一緒する特典といたしまして、体力的に常に優位な立場を保てることがあげられます。わたくしの体力は年齢以下だと自負しておりますが、年寄りには勝てる自信があります。70歳前半の方だと負ける可能性もありますが、後半の方だとほぼ勝てるはず(こんなこと自慢する自分が情けないなぁ)。
 さらに、これは重要なことですが、女性を意識せずに話ができることがあげられます。わたくしは根っからのスケベで、ちょっとでも色気がある方だと、そればかり気にとられて集中力を欠いてしまい、いやエッチなことばかり集中して考えてしまい、それが70を超えた方だと意識させられる事が(ほぼ)無くなるのです。ありがたいですねぇ。そうした方から色眼鏡を介さず「女性の意見」を得ることができるのです。

 脱線ついでに。
 女性としての魅力について最近感じたのは、女性の生理のこと。女性は平均すると50歳前後に閉経を迎えるそうで、男性からすると性的な魅力を感じるのは、やはり閉経するまでの女性なのではないかと思うわけ。別に何かあったというわけでもないのに、急激に性的な魅力が失われたと感じる方がいらっしゃり、推測するに閉経を迎えたとしか思えない。男も動物的な本能で、閉経を迎えた方が敏感に分かるのではないか。だから数年しか変わらないのに、閉経を迎える前と後では大違い。別の人なら分かるのですが、同一人物でこれほどまでに変化するということろがミソ。
 ただ、こんなことは相手が誰であっても尋ねることができず、つまり「最近あなたに性的な魅力を感じなくなったけど、もしかして生理が終わりましたか?」なんて絶対に絶対に訊ねることはできない。会社でこんなことを訊ねた暁には、セクハラでくび。身内でもそう。というか、身内だともっととんでもないことになる。

 ああ、こんなことばかり考えている自分て・・・