お盆のさなかにおじさんが亡くなったとの訃報が入り、
式に参列すると30年以上も会っていなかったいとこに出会い、
万一街中で出会ったとしても気づかないだろうな。
齢90を超えたおじさんだったので、
死を悲しむという雰囲気でなく、
久しぶりに会ったいとこと近況について話をするうち
ちょっと違和感を覚えたのは、
彼、彼女から
「ヘビスモ兄ちゃん」と呼ばれること。
彼らからするとそう呼ぶしかないのでしょうけど
どこからどう見ても“おっちゃん”でしかない人間から
「ヘビスモ兄ちゃん」と呼ばれるのはなんだかな。
そんなことを家に帰って話していると、
「そういうお父さまもいとこの方を、“二郎君は”とか“花子ちゃんが”とかおっしゃっているではありませんか」
と子どもに指摘され、
うん。たしかにそう言われるとそう。
ちなみに関西でよくある、
「なあなあ、兄ちゃん!」とテキ屋のおっちゃんが使う「兄ちゃん」と
「ヘビスモ兄ちゃん」とは微妙にニュアンスが違うので
そこんとこよろしく!