笑いのアル生活

日常にクスッとした笑いをみつけたい

分かっていても不安になる

人間が社会生活を営む上でマナーが生まれ

見た目だけの問題でなく、

お互い傷つけ合わないためにも必要なんだろうなと思うこともあって

かなり以前のこと、

インフルエンザで会社を休んでいる方から電話がかかってきて

取り次いでもらったところ、

電話口でゴホゴホしながらも要件を伝えてくれ、

体調が悪いのに仕事のことが頭から離れなかったに違いなく、

話し終わって受話器を置くと取り次いでくれた方が、

「あれだけ咳をされるとうつりそうな気がしますね」

と言うので

「全く同感」と沈黙を持って同意を示し、

絶対安全だと分かっていても心理的に落ち着かないのは

動物園で強化ガラス越しに猛獣がとびかかってこられると

反射的に身を引いてしまうのと同じなんだろうなと空想したことが思い出され、

コロナ第7波の影響の報道を見るにつけ

そんなことが思い出されるのでした。