笑いのアル生活

日常にクスッとした笑いをみつけたい

人間と動物のちがい

どうぶつ好きの方と雑談をしていると

「へえぇ」と思わされるような

ある意味、とんでもないようなことが日常的に行われているようで、

たとえば風呂。

ペットをシャンプーしてあげるのは理解できるのですが、

一緒に風呂に入るという方が少なからずおられるのです。

ニャンは水ぎらいだと思い込んでいたのですが、

全部が全部きらいだというわけではなく、

風呂を好むニャンもおり、

「湯船につかっているとなんともいえない表情になる」そうです。

ニャンからすると美女と一緒に風呂に入ることができて幸せかもしれませんが、

わたくしはやだな。

野生のニャンとペットのニャンは違うのかもしれませんが、

不潔というイメージが払拭できません。

他にもどうぶつにまつわる話がたくさんあるのですが、

「身内が亡くなってもそれほど悲しくなかったけど、ペットが死んだときには本当に悲しかった」

というのがあって、

これはペットが死んだ悲しさを他者へ伝えるための誇張した表現だと思っていたのですが

どうやらそうではないようなのです。

「ペットは家族ですから」という使い古された、

(わたくしからすると)胡散臭い表現は、

事実かもしれないのです。

そこでどうぶつ好きの方々へインタビューを続けて分かったのは

人間はいくら仲の良い夫婦であっても

長時間一緒にいるとイヤになってくることがあるものですが、

ペットは一緒にいればいるほど、

長く付き合えば付き合うほど好きになっていくようなのです。

中にはぬいぐるみのようにペットを使い捨てにする方もおられますが、

足が弱って動けなくなった犬に補助具を買って散歩させてみたり、

本当に歩けなくなったら乳母車のようなものに乗せて散歩させたりするのも

好きでなければできないことでしょう。

そうそう、

老い先短いペットの犬が病気になったとき

治るのだったら100万円ぐらいまでなら出すつもり

とおっしゃった方も思い出され、

 

うん。

一緒にいればいるほど好きになる。

ペットの良さはその点につきそうです。