笑いのアル生活

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洗濯機の問題

我が家の洗濯機は乾燥機付きのドラム式。

あちこちの部品が壊れ、

カビ臭がするけどまだ使ってる。

昨年まで単身赴任で二層式の洗濯機を使っていて、

使い勝手はメッチャ悪かったけど

消臭剤(柔軟剤)要らずでとても良かった。

使い勝手の悪さというのは

洗濯槽にある程度水が貯まるまで待たなければならない。

それから洗剤投入、タイマーをフルに回して15分。

洗濯が終わると洗濯物を脱水機に移して3分ほどまわし、

その間に洗濯槽の汚水を抜く。

汚水が抜けたら軽く脱水した洗濯物を洗濯槽に戻し、

きれいな水道水を洗濯槽に入れて

ある程度水が貯まったのを確認してからさらに15分まわす。

このとき他の方がどうされているのか存じ上げませんが、

水道水はチョロチョロと出しっぱなしで濯(すす)ぎを行います。

濯ぎ終わった頃を見計らって洗濯機のところへ戻ると

タイマーは止まっているのに水が出たまま。

“無駄”以外の何ものでもありません。

一番良いのは、

濯ぎが終わる前に洗濯機の所へ戻り、

濯ぎ終わると同時に水道水を止めるというやり方ですが、

いつ止まるともしれない洗濯槽をボンヤリ眺める時間が必要です。

(忙しい主夫にそんな暇はないのだ)

そして濯ぎ終わった洗濯物をしっかりと脱水機にかけて完了。

水と時間を多量に消費しますが、

これだとニオイ消しの柔軟剤が要らないほどきれいになるのです。

(わたくしは最後に加齢臭対策で竹酢を入れてましたが)

一番分かりやすいのがタオル類。

全自動で1年もタオルを洗い続けていると、

まるで雑巾のように薄汚れてくるのですが、

二層式だと新品のよう。

二層式を使っている時に考えたのは、

濯ぎは洗濯機が止まると同時に水道も止まる仕組みが作れないか?

ということ。

これだと止まったままの洗濯機にむなしく水を注ぎ続けている

その哀れな姿を見ることがなくなります。

でも、そんな二層式って売ってない。

そもそも二層式はシンプルかつ安いということが“ウリ”なので、

複雑化は流れに反してます。

以前流行ったように、

パソコンに要らないソフトをたくさんつけて高値で売るより

消費者はシンプルなものを求めてるんだ。

完成されたものはシンプルになってゆく(はず)。

二層式は進化の過程を終え、完成された洗濯機なのです。

でも今は全自動しかなく、

全自動で洗われてクタクタになったバスタオルを見ると

「これではいかん」と情けない気持ちになり、

そこでひらめきました。

全自動の「濯ぎ」は2回ほどですが、

ドラムに水をためて5分だか10分だかくるくる回すだけで、

ほとんど水を止めていることに気がついたのです。

時々立ち止まって水を補充しているようですが、

あんなの二層式の水チョロチョロと較べると無に等しい。

水を節約したい方のために今までどおりの濯ぎコースは残しておいてあげ、

新機能として濯ぎの水チョロチョロコースを追加するのです。

これでホテルにひけをとらないほど肌触りのよいきれいなタオルのできあがり。

どうです。このアイディア。

多分技術的には難しくないはず。

不完全な濯ぎによる生地の汚れは解消され、

洗剤がきれいにとれるのでアトピーの方に喜ばれるかもしれません。

さらに、柔軟剤不要だとすれば

柔軟剤代+漂白剤代>水道水代

という図式になるやもしれず、

そうなると水道水がちょっとばかしあがっても結局はその方がお得

なんてことになるかもしれないじゃありませんか。

どうでしょう、このアイディア。

どっかのメーカーで採用してもらえないかなぁ。

チャレンジ精神旺盛なアイリスオオヤマぐらいが作ってくれないかな。

ドンキに行ったら、アイリスから乾燥機能なしのドラム式洗濯機を格安で売っていて、

「これだ!」と思いましたものね。

(ただし、チャチっぽかったので購入をためらいましたが)