笑いのアル生活

日常にクスッとした笑いをみつけたい

腰痛をかんがえるⅠ

新年早々コロナに罹患し、症状は咳のみという軽症。

ワクチンを打ったから軽症ですんだのか

ワクチンを打ったのに罹患するのはワクチンが効いていないのか

ワクチンを打たなかったらどうだったのか、

いずれにせよ実験できないところがミソ。

深く考えると怪しげな新興宗教のようで、

「壺を買ったのに悪いことが起きちゃったじゃないか」と文句を言うと

「壺を買ったからこそこの程度で済んだのです」

なんてのと同じだと思ってしまうのは、

科学への信仰心が足りない証拠。

 

会社にはコロナで休みますと宣言したものだから

万一会社の人に出会うといけないので買い物にもいかず、

ひたすら家の中で食っちゃ寝、食っちゃ寝していると

なんと言うことでしょう。

1週間で3㎏も太ってしまったではありませんか。

喪が明けてから会社へ出勤すると、

新年の挨拶はいつの間にか終わっていて、

「おはようございます」だけ。

2日も働くと、なんだか腰の辺りに違和感を覚え、

「この感覚には覚えがある」としばらくじっとしているとぎっくり腰に。

「おお、コロナがおさまった思ったらぎっくり腰か」と意気消沈し、

「じわっときたので、そのままじわっと治ってくれないかなぁ」

と密かに期待していたのですが、

願いもむなしく本格的なぎっくり腰。

これは急激に太ったせいに違いありません。

 

それについて考えてみました。

太った人には腰痛持ちが多い。

太った人、特に急激に太るときはお腹周りに脂肪がつきます。

そして脂肪のついたお腹は背骨に負担をかけてしまうのです。

考えてみてください。

お腹に脂肪がついた状態で上半身を前屈みにします。

すると脂肪がじゃまをしているので背骨が伸びきってしまいます。

わかりやすく説明すると、

ハードカバーの本を読んでいる途中、

適当なページでしおりをはさんで本を閉じても

しおりは薄いので本にダメージは加わりませんが、

間違って鉛筆やボールペンを挟んだ状態で本を閉じると

背表紙に多大な圧力が加わって

下手をすると背表紙からページが脱落するかもしれません。

そうならないまでも、背表紙が破れたりするのは必至。

そしてページを開いた状態は人間がまっすぐ立った状態だとすると

薄いしおりは皮膚ぐらいなものか。

鉛筆やボールペンは脂肪。

その状態でしゃがんだりすると

ページを閉じた時の背表紙に相当する、

背骨の要である腰がやられるという理屈です。

 

ところで、

「腰痛っていつなるかわからないよ。ひどいときは歯ブラシ1本でもなるからね」

とうかがったことがないでしょうか。

これは腰痛を経験したことのない方の意見だと思われます。

このたとえ話は、

あたかも歯ブラシ1本が腰痛を引き起こしたかのように語られますが、

実は歯ブラシなんかじゃなく、

あの前傾姿勢が腰にダメージを与えていることをご存じない。

しゃがむでも立つでもないあの中途半端な前傾姿勢は

通常でも腰への負担はかなりのもの。

クレーン車でもあの腰に当たる部分はかなりの強度を持って作られているはずで、

そうでなければちょっとしたきっかけで、すぐいかれてしまいます。

だから背の低い方なら洗面所に立って歯磨きをするとき

直立の姿勢を保持できるので長身の方より腰痛持ちの割合が低いはず。

歯磨きだけじゃなく、料理や洗い物なども同じ理屈ですね。

それと経験上感じることで、

前傾姿勢は強烈に腰への負担を感じる角度というものがあり、

深いから負担が多い、浅いから負担が軽い

とはならないようなのです。

(なんか長くなってきたので、続きは次回にでも)