笑いのアル生活

日常にクスッとした笑いをみつけたい

腰痛をかんがえるⅡ

会社の若い方が、はじめてぎっくり腰になったと大騒ぎになったことがあり、

その直後、あろうことかフロアのモップがけをはじめるので

「なんということを!」とたしなめると、

「いったい(腰痛が)どこまでいくのかと思って」と言ってましたが、

どうやら実験結果は失敗したらしく

 

次の方は

「動けない」と言って車椅子の使用にふみきり、

翌日か翌々日はどうしても休むことができない資格試験の日だったので

痛み止めの注射を打ってから

奥様に車椅子を押してもらって会場へ向かっただとか、

 

わたくしも長年ぎっくり腰及び腰痛に悩んでいるのですが、

未だ「これだ!」という対処方法にはめぐりあっておらず、

一番最初は腰痛ベルトを購入。

自分が想像していた以上に下の位置にベルトを巻くと知ったのもこの時。

ズボンを履いたときにするベルトの位置よりも

さらに5~10㎝ずらして巻きます。

ベルトの位置を教えてくれたのは看護師さんで、

痛い背骨を覆うような形で巻くのですって。

さらに、

「腰痛ベルトにばかり頼ると筋肉が衰える」

とおっしゃるので使用頻度は低め。

 

次に、

温めるのか冷やすのか、どちらがよいのか考えて、

ほとんどの場合が温める方向に動いている自分がいて、

ネットで検索すると、

「痛めた直後は冷やして炎症を抑える。炎症が治まったら温める」

とあります。

でも炎症が治まったとどうやったら判断できるのか。

そもそも寒い日に無理して腰を痛めたことが多く、

だったら冷やしたらダメってことじゃないか。

と冷やすことはしていません。

せいぜい鎮痛剤の入った冷たい湿布を貼るぐらい。

でも鎮痛剤って痛みは和らぐけど根本的な治療ではないらしい。

病院では湿布と鎮痛剤の飲み薬を処方していただけますが、

それでごまかしているうちに自然治癒します

てな感じかな。

 

あと、

毎朝の散歩は休まないようにしています。

登りは痛いのでゆっくりですが、

そのうちしんどさが痛さに打ち勝って

なんとか普通に歩けてくるようになるから不思議なものです。

 

知り合いのご婦人に

腰痛と座骨神経痛を患ってる方がおられ、

「腰痛のときに座骨神経痛になると、その痛みがまさって腰痛がなくなる」

とおっしゃっていたことが思い出され、

これは腰痛が治るのではなく、それ以上の刺激が打ち消しているだけ。

でも、瞬間的には治ったように感じるから不思議なもので、

ああ、これって腰痛の時にモップがけをした方と同じなのかも。

腰痛の時にしんどい登りを経験すると歩けるようになるのも同じ理屈か。

 

こんなことをしていると

下りの時にはだんだん痛みがぶり返してきて

ちょっとした段差でも腰に激痛が走り出すのです。

 

それで思い出したのは

ぎっくり腰の人はそろそろと歩くのはご存じのとおり。

どうしてそろそろと歩くのか科学してみると

足の片方だけに重心がかかると腰の一方だけに負担がかかり、

痛みが倍増するからなのです。

座位から立ち上がるときも

手近なものを、できれば両手で持って

できるだけ重心が偏らないようにすると痛みが少なくなるのです。

歌舞伎役者がすり足で歩く、

そんな感じかな。

違いは、

歌舞伎役者はかっこいい歩き方。

腰痛だと出っ尻で歩くので

実年齢に20歳足した見た目になることぐらいでしょうか。

 

個人的に効果があったと思われるのは後ろ歩き。

理屈は分かりませんが、

後ろ歩きをしたあとは、しばらく調子がよろしい。

300mほど後ろ向きに歩くだけですが、

そうした安全な直線コースは少ないので

日頃からめぼしをつけておかれることをお勧めします。

 

次にピーナッツオイルの腰マッサージ。

一人で行ういいかげんなもので、

ピーナツオイルを手につけて、痛い腰の周辺に塗り込むだけ。

これがなぜかわたくしには効くんです。

オリーブオイルは普段から使っているのですが、

腰痛にはピーナッツオイル。

中国物産店には必ず置いてあるはずで、

でも、もろにピーナツの色とにおいがするので

わたくしは精製したものを使っています。

 

その他、

ネットで探せば色々あるのでしょうが、

そんなにいっぺんにできないもんね。