笑いのアル生活

日常にクスッとした笑いをみつけたい

自意識過剰な小学生

子どもの頃

同級生から「お前のまつげは長いなぁ」と言われ、

それが何人からも言われたのでだんだん気になりはじめ、

あるとき鏡を見ながらハサミで半分に切ると

とんでもなくヘンな顔になってしまい

「どうしよう。明日から学校へ行けない」と塞ぎ込んだけど

無常にも翌日はやってきて

登校拒否やひきこもりも流行前の時代だったので

泣きそうな思いで学校へ行くと

わたくしの顔を揶揄するヤツは一人もおらず、

「あれ? 意外とみんなボクの顔に関心ないんだ」

と驚いたしだいで、

でもだったら人のまつげを

ひやかしたりしてもらいたくはなかったなぁ。