笑いのアル生活

日常にクスッとした笑いをみつけたい

関西でものを買う

魚屋さん

わたくしが子どもの頃、

10円のアメと30円のチョコを買おうとすると

駄菓子屋のおばちゃんは

「はい、40万円」

なんて普通に言っていたもので、

 

今ではすっかり見かけなくなりましたが、

この地方では魚を積んだ軽トラックが各家庭を回り

注文のあった魚をその場でさばくような売り方が一般的。

散歩友だちのおばさんがこの地へ嫁いで来て

近所のおばちゃん達に交じってはじめて魚を買った時のこと

「はい、5万円」と言われたのであわてて家に戻ってお金をかき集め、

それを魚屋へ手渡そうとすると近所のおばちゃん達も含めて大笑い。

「だって真顔で言うんだもん」とは彼女の弁。

この話、

自分が箱入り娘で今まで魚なんか買ったことがなかったとか、

あるいは当時5万円という大金を家に置いてあったと

さりげなく自慢したかったのか分かりませんが

いずれにせよ

魚屋さんとしては初めての客のつかみは完璧で、

その後、その魚屋さんとは数十年の付き合いになるのでした。