笑いのアル生活

日常にクスッとした笑いをみつけたい

赤い薔薇

薔薇

「薔薇の赤い花弁の中で、緑色の樹液が赤く変化している。薔薇の赤い花は、緑の葉と同じように、純粋に、情熱に煩わされることなく、成長の法則に従っている。薔薇の赤は、浄化された衝動や情熱の現れとしての血を象徴している。低次の部分を取り去った、純粋な衝動や情熱は、赤い薔薇と同じ姿をしている」

―黒い十字架を心の中に思い浮かべる。これは、根絶された低次の衝動や情熱の象徴である。そして十字架の交差するところに、七つの赤く輝く薔薇の花が輪をなして現れる。これら七つの花は、浄化され、純化された情熱や衝動の表現であり、血の象徴なのである。

神秘学概論 p324

NGワード

いらすとやNG

定年退職者を送る会に出席すると

十何年かぶりでお会いする方などいらして昔話に花が咲き

一緒に働いたことのある親しい方に、

「ところで奥様はどうされてますか?」と訊ねると

「うん。まだ別れずにいるよ」とおっしゃるので

周りの人からは

「そのネタもらった!」と大受け。

でも、中のお一人から

「それ(奥様の話題)はNGワードかも」とたしなめられ、

「うん。今はそういう時代かもしれない」と気を引き締めるのでした。

熟年のグループ旅行

散歩友だちはグループ旅行をするのが楽しみで、

その中の一人は目的地を散策していると

「ちょっとお茶しよう」とすぐ喫茶店へ入ろうとするので

「ホントにお茶が好きな人ねぇ」と思っていたところ、

彼女の目的はお茶ではなく休憩することだと分かってきて、

「遊ぶのにも体力が必要なんだわ」と

日々の鍛錬(散歩)にますます力が入るのでした。

 

個人情報の漏洩

 

いらすとや hand

 自家用車のETCは有料道路を利用するときなど便利で重宝しているのですが、夜自宅の駐車場に駐めてエンジンを切ると、近所中に聞こえる大きな声で「ETCカードが残っています」とアナウンスしてくれ、外出先でも駐車場に車を駐めると周りに大勢人がいるのに「ETCカードが残っています」と大声で個人情報を漏らしてくれ、でも毎日のことなので毎回カードを抜くなんてめんどうでできない。万一ETCカードが盗まれるようなことがあれば、このアナウンスが原因だと思うのですがいかがでしょうか。

高岡神社

宮司のお母さま

総代

白蛇

古民家カフェ桜花

桜花Ⅱ

桜花Ⅲ

桜花Ⅳ

 今回は岡山県の高岡神社へ行ってまいりました。この(無名の)神社、境内の天然記念物に指定されている杉の枝が折れ、それが龍の顔に見えるとネットで話題になり全国区となったそうです。朝一で行くと、開店準備ならぬ開神社準備をしていた品の良い女性が話しかけてくれ、「辰年とも相まってたくさんの方がお参りにこられるようになりました。今日も東京からわざわざ取材に来られるのですよ。ホントにありがたい」と嬉しそう。ちなみにこの神社の宮司さんは女性だそうで、写真の彼女はそのお母さま。御年90を超えているとおっしゃっていましたがとてもそうは見えない。お参りを済ませると総代と名乗る男性の方が話しかけてきて、「龍の杉の裏側には白いヘビが居るのです。ほらこれ、ヘビに見えませんか。お参りの方が発見したのです。辰⇒巳と干支にちなんでいるでしょ」とスマホを見せてくれ、わたくしが撮影したものはよく分からないかもしれませんが、見せていただいた写真はもっと鮮明でした。陽の当たり方かもしれません。

 昼食は古民家カフェでおばんざいの食べ放題。タマゴ以外に動物性タンパク質はなく、わたくしたちにとってはとてもありがたいメニューでした。

 

kuratoco.com

ネギにぶち切れる

いらすとや blog-post_364.html


2月に入るとなぜか我が家にネギが集まるようになり、

太いのやら細いのやらで毎日ネギづくし。

いくらネギが好きだといっても限界があり、

そんなところへ知り合いの方から

「ネギお好きですか? 採れすぎちゃって」と電話を受けたので

「もちろん大好物です」とおこたえすると、

新聞紙に包んだ太ネギと細ネギが

ずしんと両腕に主さを感じるほどの量で途方に暮れる。

納豆に入れたり鍋物に使うぐらいでは微動だにしない。

残り物の味噌汁にうどんをぶち込んでネギを一把全部投入。

冷やご飯で焼きめしを作り、仕上げにネギを大量投入。

それでも減らない。

そうこうしているうち冷蔵庫に入りきれなかったネギがしおれて茶色くなってくる。

最もネギを効率的に消費できる調理方法は、と熟考した末ネギ焼きを思いつき、

すさまじい量のネギを少量の小麦粉と水でといてフライパンで焼くと

少しは減った気がするのですが・・・

ネギ焼きを作っている隣コンロでは

冷蔵庫の中で新しいトマトの横に長年放置されていた

完熟というよりはズルズルになった酸っぱいだけのトマトが頓挫していて

これまたフライパンでタマゴと一緒に炒め、未知の料理を作成中。

そこへ妻が仕事から帰ってきて

「久しぶりに買い物ができたわ」とニコニコする顔からエコバッグへ視線を移すと

太っとい白ネギが2本もはみ出しているではないですか。

これだけ苦労して毎日ネギを消費しているのにニャンたること。

そりゃぁネギは好きですよ。

でもね、食べられる量には限度というものがあります。

さらにわたくしがこの世で一番いけないことだと思っているのは

赤信号を渡ったり、お菓子を買ってと駄々をこねたり、ピンポンダッシュなどではなく、

食べ物を食べずに捨ててしまうことなんです。

それがそれが、

食い切れないほどのネギをなんとか処理しようと毎日奮闘努力しているのに

さらにネギなんですよ。

ぶち切れました。

散々イヤミを言わせていただきました。

(正確に言うと「なんでネギ買ってきたんや!」だけですが)

脱力して自室へ戻り

頭に血が上っていたのか寝付くのに5分ほどかかり、

翌朝、いつもどおり朝の散歩をきめこみながら

「ああ、もしかするとこれで終わりかもしれない。離婚してしまった夫婦の多くは、こんなささいなことが発端だったに違いない。熟年離婚。そしてわたくしの場合は1本180円もしないネギになるのか。うん。古いネギは捨ててしまおう。そして妻とは和解しよう」と、とぼとぼと家路につくのでした。