クラシックでもロックでも
同じメロディーの繰り返しはよくある手法で、
分散和音と訳されるアルペジオでは弾き方もほぼ同じ。
そして、
クラシックではアルペジオでも
少しずつ異なって弾いている方が多いのが特徴。
このグールドの弾くバッハは
特に3曲目など
通常の半分程度のスピードで弾いているので
アルペジオがちょっとずつ違っているのが分かりやすいかと思います。
バッハのアルペジオ(というのか?)は
メロディーは同じなのにちょっとずつ音程がかわり
さらに弾き手によってメロディーもかわって発展していきます。
単なる繰り返しとは違う。
クラシックでもロックでもフォークでも
極めれば、同じ繰り返しというのはあり得ないのではないか?
同じように弾いてしまう人ってのは
感性もその程度なんだろうなと思ったしだい。