先日、台風１号が発生して
「瞬間最大風速、秒速約46メートル」
この数字を見て
「なんてこった！」
と感じた方がいったいどれくらいおられたでしょう。
それよりも
「瞬間最大風速、時速約165㎞」
これだと
「おお、高速道路を走ってる車がうけている以上の風速なんだ」
となるわけで具体的。
46m/s＝165㎞/hとは
46m×60（分）×60（時間）
165,600メートル
これを㎞に直すと
165㎞/h
つまり時速165㎞の風の強さとなり、
車を運転する人でも殆どの方が未体験の領域。
これもウソの話ですが、
乗用車で150㎞/hまでの経験はあるのですが、
160㎞/hは下り坂直線でも出す気になれません。
ちなみに雨天時のバイクでは、
時速80㎞/hを超えると、
素肌に雨が突き刺さって運転することは不可能。
やったことはありませんが、
150㎞以上だとむち打つ感じになって
皮膚がミミズ腫れになるのじゃないか？
バイク用のウエアとヘルメットのシールドは
濡れないためより肌を護るための必需品なのです。
話は戻って、
気象に関して「風速46メートル」などという実感の湧かない表記は廃止して
時速表記にしましょうよ、
という提案でした。
