笑いのアル生活

日常にクスッとした笑いをみつけたい

みをつけてはいけない

20230624ポンタ

 散歩の雑談で名前の話になり、子どもの名前には最初に「み」をつけてはいけないという不文律があり、もちろん内輪だけの話。「み」が最初にくる名前といえば、「みき」「みか」最近だと「みらい」なんて名前が思い浮かび、そんな子どもはみんなから「ミーちゃん、ミーちゃん」と呼ばれるに決まっており、猫か人間だかわけが分からなくなるのがその理由。みんな猫好きなんだな。

 ちなみに、人間は最初にインプットされたものは何年経っても修正することができず、90歳のおじを「兄ちゃん、兄ちゃん」と呼んだり、60歳のいとこに「おい、修三」などと呼び捨てにしてしまうのが常。

 話かわって、最近20歳の学生に「あのおじさん」と呼ばれていたことを後で知って愕然としたことがありました。事実は鋭利な刃物。真実こそ人を傷つけるものなのです。時々「オレはウソはきらいだ。ウソはつけねぇ」なんて啖呵を切る方がおられますが、全然かっこよくない。真実であってもぶさいくな人に「ブス」と言ったり、太った人を見て「デブ」と口に出してはならないのです。だからおじさんに「おじさん」と声をかけてはいけません。間違ってもおじいさんやおばあさんに「おじいさん」「おばあさん」と呼びかけてはなりません。詳しくは「正しい日本語の使い方」小学校低学年向に書いてあるとおりなので、興味のあるかたはぜひ目を通してみて下さい。