私「こんにちわ、先輩。今日もお元気そうですね」
先輩「元気なのは口だけ。身も心もクタクタよ」
私「口だけでも元気なのはいいことです」
先輩「口だけでもで思い出したけど、わたし寝ている時もうるさいらしいの」
私「寝てるときもですか?」
先輩「そう。ダンナが『どついたろか』て思うぐらいなんだって」
私「寝言といびきと、そんなとこですか?」
先輩「歯ぎしりを忘れてもらっちゃ困るわね。大事な三本柱よ!」
私「ボクもいびきならかきます」
先輩「いびきは自分じゃ分からないし、寝ているときのことなんて責任もてないわ」
私「そうですね」
先輩「医者が言ってたけど、どんなに大きないびきでも自分じゃ分からないんだってよ」
私「そうですか。いびきの音で目が覚めないメカニズムが解明されたらノーベル平和賞ものですね」
先輩「ノーベル賞は分かるけど、どうして平和賞なの?」
私「相方の平和が保たれるからです」
先輩「なるほどね」