笑いのアル生活

日常にクスッとした笑いをみつけたい

純粋な動機

先週の木曜日

仕事から帰って食事を摂っていると固定電話に電話がかかってくるので、

まずはディスプレイで相手先のナンバーを確かめると県内の固定電話からで

携帯ではないことを確認。

電話に出ると

中年というよりははるかにお年を召した男性の声で、

「シュタイナーさんですか。わたくし日本赤十字のものですが・・・」

とおっしゃる声を遮り、

「ハイハイ、今度の日曜日に近くのショッピングモールに献血車が来るそのお知らせですね。行きますからよろしく」

と一気にまくし立てて電話を切り、

21時近くなって営業の電話はご苦労様としか言いようがありませんが、

平日の夜(深夜とまでは言いませんが)に

年配の男性が営業というのは常識的にみていかがなものか。

これが一般企業なら企業イメージを悪くするのではないだろうか

などと要らぬお節介な気持ちを心に抱いてしまい、

日本赤十字の方は営業に慣れてらっしゃらない方が多いな。

商店街で献血のお願いをしている方も

なんだか近寄りがたい方ばかりだもんな。

本気でやるなら学生アルバイトを雇って

イケメン兄ちゃんやかわいい女性で誘うべきだろうな。

なんて思うわたくしは

献血ルームの中でだけは

看護師さんが優しく話しかけて手を添えてくれるという

純粋に不純な動機から献血を続けるのでした。