中島らものエッセイを読んでいます。
やはりというかさすがというか日本語に熟達しています。
「てにおは」が完璧。
ちょっとした言いまわしがプロなんです。
あれだけベロンベロンになっても筆が乱れなかったというだけあって、
とても読みやすい。
で、讃岐のネタ本にあったこんなネタを思い出しました。
彼の地で悪ガキ4人がうどん屋に入ると
若い女性店員が注文をとりにきました。
「ご注文は?」
1人目
「おれザル」
2人目
「おれもザル」
3人目
「おなじくザル」
4人目は隣を指さし
「こいつ、サル」
彼女は肩をふるわせ硬直してしまったそうです。
(イエーイ!)
予行演習されたのでしょうか。
それとも即興でしょうか。
こんなこと思い出させる「らも」は偉大です。
(写真は2010年7月23日 神戸であった中島らもてん 中央のちくわを投げているおばさんがらもの奥さん。娘さんもいたはずで、なぜ出演しているのか分からない灘校生のバンドの方々など・・・ そうそう。らもは「かねてつ」と深い関係があったのです)